中村志野
中村志野
2008年 金沢美術工芸大学彫刻専攻卒業2013年 東京藝術大学大学院博士号を取得2013年 東京藝術大学にて助手（1年間）2014年 東京藝術大学にて技術職員（1年間）2015年 石川県挽物轆轤技術研修所にて挽物を学ぶ2019年 石川県加賀市山中温泉にて独立2024年 現在同地にて仏像彫刻や木工作品を制作
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2008年 金沢美術工芸大学彫刻専攻卒業2013年 東京藝術大学大学院博士号を取得2013年 東京藝術大学にて助手（1年間）2014年 東京藝術大学にて技術職員（1年間）2015年 石川県挽物轆轤技術研修所にて挽物を学ぶ2019年 石川県加賀市山中温泉にて独立2024年 現在同地にて仏像彫刻や木工作品を制作
象豆皿98＊74＊7
3彫り物を豆皿にした作品は拝見していましたが、ここまでの表現は初めてです。絶妙な彫りの深さ、角度、線の強弱など、卓越した技術で丁寧に仕上げられた豆皿です。細く切長の「目」は、霊獣のような雰囲気を感じます。左目は三手の彫りで表されており、頭部から立体感を感じるポイントになっています。簡略化された彫りで、立体感を表すのは、彫りの技術のみでは表せないと思っています。会場の作品の数々は、作り手の作品と向き合う姿勢と感性を感じる事ができる素晴らしい作品群でした。声掛けから三年、待ちに待った関東初となる個展を開催されたギャラリー店主に感謝です！
3彫り物を豆皿にした作品は拝見していましたが、ここまでの表現は初めてです。絶妙な彫りの深さ、角度、線の強弱など、卓越した技術で丁寧に仕上げられた豆皿です。細く切長の「目」は、霊獣のような雰囲気を感じます。左目は三手の彫りで表されており、頭部から立体感を感じるポイントになっています。簡略化された彫りで、立体感を表すのは、彫りの技術のみでは表せないと思っています。会場の作品の数々は、作り手の作品と向き合う姿勢と感性を感じる事ができる素晴らしい作品群でした。声掛けから三年、待ちに待った関東初となる個展を開催されたギャラリー店主に感謝です！
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