小出尚永


原田拾六先生に師事豪快な焼き上がりと野趣溢れる造形は拾六魂が満載。土が焼き切れるほど激しく、備前土の限界を突破したかのような景色。緩やかで厚みがある造形と豪快な焼きが相まった作品。

ぐい呑

8073H53
豪快な造形にたっぷりと掛かった胡麻。造形と相まったこの景色は師匠の景色。薪窯の焼成に機械式のメーターは無い「炎の雰囲気を目安とする」と聞いたことがある。「炎の雰囲気?」崩壊限界値を体得した者にしかできない景色に感心する。