福島武山


九谷焼赤絵細描名工福島武山作品は、赤色の極細の線で、小紋・花鳥・風月・人物を描き上げられているのが特徴です。一部金色もポイントに使います。赤色一色でほとんど仕上げる為、線の太さの均一さ、赤色の濃淡の均一さが見事なまでに描かれています。 0.1mm以下で描かれる細部の模様は、圧倒される美しさを放ちます。幕末から明治期に盛行した、九谷赤絵細密画がありますが、それを受け継ぐ第一人者です。(九谷満月より抜粋)

赤絵酒器

62*62*H50
自ら企画された有田焼との合同展で実演をされていました。デモンストレーションで単語帳(90×52)に小さなスズメを描いて頂きました。流れるような繊細で且つ素早い筆さばきに感じいりました。