隠崎隆一


弟子に作陶に悩む姿は見せられない。思うように作陶できず戸を閉めてバケツを蹴り事もある。独立した弟子はそのような姿は見たことがないと言っていました。師匠たる姿を見せる事が新たな作品を生み出す原動力の一つになっているのだと思います。

備前酒呑

59*59*H82
代表的な造形である三脚の酒呑。360°どこから見ても破綻するところが無い非常に高い完成度になっている。立体である酒呑を縞技法で削り出しており、削り出しで生まれる平面をパズルのように組み合わせつつ、さらに脚部と動画交わる部分では軸をずらすことに捩れるような動きが作品の中に生まれています。(川口陶楽苑HPより抜粋)

備前酔器

135*107*H139
一眼で作者がわかる独特な造形。