鈴木秀昭


細密画のようにほどこされた緻密な紋様。落ち着いた色と、金のようにきらびやかな色が融合しあった色彩に目を奪われる。陶芸界では変わり種といえるかもしれない。陶芸に囲まれて育ったわけでもなく、大学はアメリカへ留学、社会学を学んだ。その間ずっと陶芸には無関心だった。卒業後、どんな職業に就こうかと迷ったとき、彫刻家の兄に勧められて陶芸家になる。焼物を学ぶうちに、前衛的な陶芸に興味を持つようになり、アメリカの芸術大学の大学院へ進み、アートとしての陶芸を学んだ。(HPより抜粋)