鈴木伸治


ファンキーなファッションからは想像出来ないほど真面目な作陶姿勢。巨匠陶芸家から土作りの大切さを聞けば、地道な土作りから初める。山に工事現場があると聞くと繋ぎ姿で軽トラにスコップ、土嚢袋を積み込み駆けつける。お茶碗作りに茶道の心を学ぶ事が大切と聞くと茶道教室にも通う。

志野ぐい呑 多重焼成


数度焼成し景色に窯変を試みた。手間がかかり、歩留まりも悪いので二度と作らないそうだ。

赤絵

6666*H42
初めての赤絵。色合いが難しく苦労したが、描く事は面白く、楽しみながら作陶できたそうです。描かれた絵からも感じられます。

オブジェ[紫志野2020]

116107*H76
器に志野釉の材料である長石を石のまま張り付け焼成した。溶解温度の異なる長石を自ら掘り出し造形したが、溶解温度の差を見つけるのに苦労した。前代未聞の作陶なので多くの失敗を重ねながら数点仕上がった。