竹下鹿丸


原土を掘り、土を作り、作陶する、まさに陶芸家。栃木県益子町にて作陶。

白磁自然釉ぐい呑

62*63*40
磁土にだっぷりとかかった自然釉は、細かな貫入の入ったガラス質の透明感が美しく、ほんのり現れた薄緑色と淡赤色は甘味を感じる景色となっています。辰砂系の赤味は、銅を含む薪を用いて生み出しているそうです。焼成は穴窯7日間、極上の景色は、じっくり、ゆっくり、我慢の末に生まれました。実に美しい、初めて出会う景色です。