鈴木 徹


自分の作った器に食べ物を盛り、花瓶に花を生ける。こんなに楽しい瞬間はありません。食べ物はいつもより美味しさ倍増、そして生活が豊かになります。このひとときを想像しながら、あれやこれやと土と格闘するのもこれまた楽しいひとときです。窯から出てくるのが待ち遠しい!祖父は釉薬の研究家、父は人間国宝の鈴木藏氏。23歳の時に父親に師事し陶芸を始める。

緑釉湯呑

7979*H71
掻き取りの造形に緑釉が溜まり深みを出している。胴地の鮮やかな緑釉とのコントラストが美しい。