安倍安人


備前焼に彩色する唯一無二の作陶です。彩色は、あくまでも彩りであり、桃山備前の土力・陶力に価値軸があると話されていました。陶力を際立たせるための彩色です。安倍先生は「生来の画家である感性が、彩色を欲求した。」「色を使わなければ、とっくに陶芸家を辞めていた」と話されていました。窯の研究を長年されており、築窯は二十機に及びます。

彩色備前酒呑「花」

6658H57
「梅」をモチーフに「花」の文字を彫り込んだ綺羅びやかな酒呑です。