木ノ戸久仁子


「世界石化計画」長い月日がめぐり やがて全てが石になる前に人の心が形となり 人の記憶が刻まれるそんな石をつくりたい「石」の魅力に取り憑かれて以来、ずっと陶芸の技法で人工の石を制作し続けている。錬金術のように生み出されるそれを「稀晶石(きしょうせき)」と名付け、日夜研鑽を繰り返しています。オブジェとしての作品はもちろん、近年では茶碗やぐい呑といった実用の器にも稀晶石(蓄光etc)を織り交ぜ、茶人や愛好家にも評価されるなど表現の幅が広がっている。