柳井友一

secca 取締役CCO
Landscape Ware(テーブルウェアブランド)器と料理は大地と建築の関係を想起させます。 まるで建築家が大地の起伏やその土地の素材から建築を考えるように、 料理人がこの器から新たな料理表現の着想を得られることを目指しています。 私たちのアウトプットは器そのものではなく、 料理人と奏でるセッションであり、 そこで生まれる新たな食体験です。 また、数多くの器をつくることは目的にはなり得ません。 出逢った料理人と一つずつ、そして一つでも多くの感動を生み出すことが目的なのです。(secca 10th Anniversary Exhibition 2023.7より) seccaとは3D造形、伝統、生産の専門技術を駆使して新たな物作りに挑戦をしているクリエイター集団
secca 10th Anniversary Exhibition より 料理人とセッション3Dプリントで器の原型を制作、型取りし泥漿で造形する陶芸作品です。
杉皮シリーズ
杉皮を耐久性の高い樹脂を混ぜあわせることで1000回落としても割れない耐久性、食洗機も使用可能な機能性を併せもった使いやすく、永く寄り添う食器(HPより抜粋) 景色は、自然物?と見紛うような仕上がりです。造形は、漆器の生地のように肉薄で軽量です。この風合いに料理との取り合わせを想像し、素人ながら楽しい気持ちになりました。異質物(杉皮)を混ぜ、満遍に自然物を感じる風合いにする射出成形は、決して簡単では無いはずです。技術者と作り手が互いに研鑽を重ねた証です。 商品紹介サステナブルコレクションVol.1「杉皮シリーズ」https://aras-jp.com/blogs/journal/sustainablecollection-vol-1